・・これからの夏に向けての皮膚のトラブル・・
 −ギラギラ太陽 編−
高梨建設株式会社
         

    当社の家づくりのポイントは!
暑くなってくると、汗もかくし、肌の露出も増えてきて、「なんだかかゆくなったり」、「虫刺されのあとがひどくなった」ということ、ありますよね。こどもはかゆいとつい、かいちゃうのでなんとかしたいけど・・・・どんな事に気をつければいいのかしら?
      
監修:京都大学大学院医学研究科皮膚科学 教授 宮地 良樹 
友子さんと考える・・皮膚のトラブル:から抜粋
 かゆみは皮膚のトラブルの注意信号!
 
・皮膚のトラブルには、かゆみを伴うことが多く、逆にかゆみがトラブルを知らせる注意信号になっています。
・かゆみは、皮膚以外の病気が原因となることがあります。
・受診して、医師の相談することが大切です。

皮膚への直接的な刺激
・人体に対する主な刺激
紫外線 →温熱刺激 → 植物 →微生物→
金属(アクセサリーなど) →機械的刺激(圧迫、こする、ひっかく)

   

皮膚以外の病気
(全身性)ホルモンや代謝の異常、肝臓病、腎臓病、血液障害、悪性腫瘍、心因性(ストレス)など。

 汗のせいかしら
・・普段は平気なのに時計廻りが赤くなって、ちょっとかゆい!?・・
 
・時計やイヤリング、指輪、ベルトのバックルなどが触れるところが、かゆくなる「接触皮膚炎」には気をつけたいもの!

・金属のクロムやニッケル、コバルトなどが、汗で溶け出し、かぶれることがあります。

《対策のポイント》
・汗をかいたらそのままにせず、きれいに洗い流して、汗やほこりを取り除く事が大切です。


 子どもって本当に汗っかき!
 湿疹やオムツかぶれが気になって・・・
 

・新陳代謝の激しい子どもはよく汗をかくので、湿疹がひどくなって夜中にボリボリかきむしることも。

《ポイント》
・汗が残っていると、アトピー性皮膚炎などでは刺激となってしまうことも。

・オムツかぶれは、排出されたウンチやオシッコが長時間、皮膚に接触して起こります。おしりをぬるま湯で洗い、よく乾かして早めに新しいオムツに替えてあげましょう。

(年配者からの一言)
・・そう言えば上の子は、一日に何度も着替えさせたわよ。




 ガーデニングでストレス解消・・のはずだったのに・・
 
・毛虫なんて触った覚えないのに
・チャドクガには特に注意が必要です。
・チャドクガは卵、幼虫、成虫ともに、毛に毒を持っています。毛がつくと、2〜3週間かゆみが続く事があるようです。


・毛虫の毛が刺さった時は・・・
《対策のポイント》
・洗い流したり、セロハンテープを軽く乗せるようにして剥し、毛を取り除きます。こすると皮膚の奥に毛が入って、発疹やかゆみがひどくなっていきます。


 
 日差しが強くなってきた!
 いよいよ海♪プール♪・・でも、日焼けはほどほどに。
 

日焼けし過ぎて水ぶくれになったり、皮がむけてかゆくなったりという事は、誰でも経験があるもの。5月から8月は紫外線量がもっとも多い時期です。

・曇りの日でも気をつけたほうが良いのね!

《ポイント》
紫外線
・UVA
皮膚の老化(シワ・シミ・たるみ)につながります。
・UVB:日焼けの原因になります。皮膚ガンの一因にも。


*レジャ-で海や山に出掛ける時だけではなく、普段の日常生活でも紫外線を浴びています。
日傘、帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、ファンデーションなどお肌の保護を!

 
 汗でベタベタ!
 お風呂に入ってさっぱりした〜い・・・
 
一日の疲れを癒して、皮膚についた汚れを落し、清潔に保つ入浴。気持がいいものですが、刺激を与え過ぎないようにいくつかご注意が必要です。

皮脂膜に紛れ込んだほこりや微生物などを石鹸やシャンプーなど皮脂と一緒に洗い流し、清潔を心がけます。但し、洗い過ぎも考えものです。


《ポイント》

例えば、洗髪後は皮脂が10%にまで激減し、約24時間かけて元のレベルに戻るので、一日に何回もシャンプーすると必要な皮脂まで失われる恐れがあります。

*石鹸、シャンプー
 薬用、抗菌、除菌などいろいろな種類がありますが、汚れを落す事が目的なので普通のものでも十分です。
低刺激性でなくても、よく洗い流せば大丈夫。

*ナイロンタオル・ボディブラシ
 日本は清潔好きで、ゴシゴシと強くこすらないと気がすまない人もいるようですが、かえってお肌を傷つけしまいます。こすり過ぎないよう、ほどほどに。